認知行動療法




認知行動療法とは、まず顎関節症の原因として考えられているプラキシズム(歯ぎしりやくいしばりなど)や偏咀嚼、ストレスやそれによる睡眠障害などが積み重なって、顎関節症が発症するのだということを患者に認識させ、ついで、日常生活で無意識、もしくは意識的におこなっているそれら原因として考えられる要因を行わないよう、患者に心がけ、行動させることをさします。


■ 日中のくいしばりには

本来、上下の歯が接触するのは、物を食べるときか飲み込むときだけだそうです。なので日常上下の歯が接している場面では、程度の差こそあれすくなからずくいしばりを行っていることになります。これだと、筋肉や関節がずっと働き続けていることになるので、そういった場合では「唇を閉じ、上下の歯を離して、顔の筋肉の力を抜く」ということを心がけるとよいです。前文のフレーズは、「TMDマントラ(顎関節症呪文)」とよばれ、広く認識されています。夜間のくいしばりは睡眠中ですので、意識的にどうこう出来ませんが、ストレスが原因で強くなることもあるそうなので、ストレスを減らすというアプローチで対処することも出来るようです。


管理人の意見
この部分に関していろいろいいたいことはありますが、うまく意見がまとまっていない部分でもあり、ひとつだけ意見したいと思います。それは日常の上下の歯がくっついている場面が必ずしもよくないのかなって疑問です。強い噛み占めは問題でしょうが、ときに上下の歯がくっついている方が楽な状況もあるのではないかということです。逆に意識して上下の歯を離している方が筋肉が疲れるような場面もあるのではと感じています。この点に関しては、今後よく調べていくつもりです。













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