薬物療法




顎関節症の治療では、関節内の炎症を抑えるための消炎鎮痛剤、筋肉の緊張を抑える筋弛緩剤、ストレスによるくいしばりなどを軽減するために抗不安剤や抗うつ剤を用いることがあります。


■ 消炎鎮痛剤

・関節内(滑膜)の炎症を抑え、痛みを取る。滑膜とは関節を包む膜の事で、関節の動きを滑らかにする活膜を分泌します。

・非ステロイド系消炎鎮痛薬がよく使われている。
関節包炎、滑膜炎、靭帯の炎症、筋肉の炎症を抑える

・消炎効果が高いもの、鎮痛効果が高いものなどある。

・通常2週間服用する。


■ 筋弛緩薬

・筋肉の緊張を和らげる。

・中枢系筋弛緩薬など


■ 抗不安薬

・精神的な緊張や不安を取り除く。睡眠障害を緩和する。

・ベンゾジアゼピン系抗不安薬など
+筋弛緩、睡眠


■ 抗うつ薬














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