関節鏡視下剥離授動術




顎関節症では、外科的手術を行うことはまれですが、関節腔内に癒着が起こって、開口障害が発生している場合などに、関節鏡視下剥離授動術が行われることがあります。

まず癒着がないかどうか、関節腔造影検査、診断的関節鏡検査などで癒着の有無をはっきりさせた上で行われます。手術は約1時間ほどで、入院は1週間程度になります。関節部の皮膚をメスで5mm程度切り、そこから内部を観察するための直径3mmほどの内視鏡を挿入し、さらにもう一本剥離用の器具を挿入して剥離手術を行います。

術後は開口訓練を行います。













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