続き 投稿者:kain 投稿日:2009/01/19(Mon) 16:38 No.456 | |
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| スレが長くなったので新スレを立てます。 久しぶりの書込みでついつい自分の事ばかり書いてしまい、 少々反省してます。gagagaさんのコメントに対して レスしますね。
>昨年は患者会準備会が発足いたしまして、後半では歯科関係の専門家のお話も少し聞く機会がありました。
患者会発足とは大変素晴らしい試みですね。 久しく顎関節ドットコムをのぞいていなかったのできづきませんでした。 歯科関係の専門家の方も参加されたというのは驚きです。 患者と歯科医が一緒に問題について考えることができる場が できたというのは大変素晴らしい事ですね。
>筋肉の痙攣と考え治療にあたっておられます。
専門家の様々な意見を聞けてよかったですね。痺れはわかりませんが、 痛みといえば神経への刺激や発痛物質の発生がその原因として一般に考えられて いると思いますが、筋肉が痙攣する事で起こるという考えのようですね。 神経からの刺激により発生する症状という事かも知れませんが、痛みや痺れを筋肉の痙攣が原因だとする考えは新しい見方なのかもしれませんね。
>手技治療法でしばしば医療機関で椎間板ヘルニア、麻痺などと診断された人が回復することがある
筋肉の症状であり誤診の可能性があるというのならなるほど合点のいく話ですね。椎間板ヘルニア、麻痺が治ってうるというのではなく、それが実は過った診断結果であるがゆえという事ですね。
>痛みしびれは、ストレスによる下痢、皮膚に現れるアトピーなどと同じように筋に現れる条件反射的なものとして観たほうが説明はつきます。
ストレスによる下痢は自律神経系が関係してのもので、 皮膚に現れるアトピーは免疫機能が関わるものだと思いますが、 痛みや痺れは筋肉の条件反射的なものであるというお考えだという事ですね。 |
| Re: 続き kain - 2009/01/19(Mon) 16:57 No.457 | |
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| 続きます。
>ストレスが原因、そうとしても、筋に影響が出ているわけですから何かしらアプローチをするべきと整形外科の先生は考えておられるようです。
大変頼もしい先生ですね。そこまでしてくれる先生はなかなかいないと思います。
>福岡の歯科の先生も全身のトリガーポイントも診ながらの治療のようですね
なるほどトリガーポイントの消失など全身の反応もみて治療 なさっているんですね。すごいですね。福岡の先生は 独学かもしくはセミナー、あるいは本格的な学校かなにかで 手技療法についても学習されているのかも知れませね。
頬杖の手技(勝手に簡略的に名称をつけてしまって申し訳ありません)についてですが ストレッチとの事ですが、えっとこのやり方では、 右なら下顎頭は固定されさらに右を向きますので 下顎頭は上顎に対して前方へと移動し 結果外側翼突筋は緩められると思うのですが、 どうでしょうか。 そうだとしたらこれは外側翼突筋を伸ばすのではなく緩める事で、 しかも外側翼突筋を開口するときのように意識的に 縮めるのではなく緩む姿勢にもって言ってやる事で 緊張を取るというやり方でカウンターストレインに 近いと思っていたのですが、 どうやらこの認識は間違いかもしれませんね。 でもいわれた通り 実際やってみたのですが、効果はほとんど長続きしないものの、 やった直後は外側翼突筋が確かに楽になりますね。 驚きました。僕自身が考えたやり方よりも 前々いいようなきがします。
>応用として軽く舌骨をはさんでの、胸鎖乳突筋をはさんでの方法もあります
この部分は興味があるのでもうすこし詳しく教えていただけるとうれしいです。 |
| Re: 続き kain - 2009/01/19(Mon) 17:45 No.458 | |
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| 続きます
>以前顎コムの方にセルフケアとして、口腔内から楊枝などで外側翼突筋の痛点をみつけ、其の痛みが消える位置に顎を動かしてしばらく置く方法を紹介されてましたね。
そうなんですか。今度探して見ます。でもなんか難しそうですね。
>整形外科医の方の話では、現在生理学者の間で言われているような筋骨格系の痛みに関する認識と医師の間には差があるそうですね。
痛みに関してはペインクリニックが一番進んでるようなきがしますがそれでもひょっとしたら生理学者との間の認識の差は あるのかもしれませんね。なかなか一般の医者にまで浸透するのは時間がかかるものなのかもしれませんが、若い先生や新しい医療を積極的に取り入れる情熱をもった先生ほど その差は少ないのかもしれませんね。
>これまで是とされてきたことが変わるのも医学の世界で、本当にはっきりしていることのほうが少なく、有力な仮説、位にしておいたほうがいいのかもしれません。
定説になってしまうともしそれが仮に違うとなって それを覆すとなるにしてもかかるエネルギーは膨大になって しまいますから仮説の方がそういう意味ではいいのかもしれませんね。それに定説になってしまうと医者自信が それにおんぶに抱っこで疑うという姿勢への動機が 薄れてしまい、より正しい真実の探求という意味ではマイナスに 作用してしまうかもしれませんしね。
>外側翼突筋はすべては触れることはできません。
一部は触れられるという事でしょうか。奥歯のさらに奥の上部内側あたりで、上咽頭収縮筋や口蓋舌筋に挟まれたあたりが内側翼突筋に触れれる部位で、外側翼突筋は口内からは触れられないと思っていたのですが、 外側翼突筋も口内から一部は触れられるようですね。 う〜ん。もう一度解剖学の本を見て勉強して見ます。
>顎を自分で出す場合でも軽く動く範囲で心地よいリズムで繰り返す、そうすることで徐々に動く範囲も大きくなる、かと思います。 たくさんやると疲労で力が出なくなってみせかけ緩んだようになります。ちょっとの変化、まずは可もなく不可もなくあたりが無難かと思います。
大変参考になりました。他にいうことはありませんという感じです。納得しきりです。 |
| Re: 続き gagaga - 2009/01/19(Mon) 19:13 No.459 | |
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| お疲れ様です。
<ストレスによる下痢は自律神経系が関係してのもので、 皮膚に現れるアトピーは免疫機能が関わるものだと思いますが、痛みや痺れは筋肉の条件反射的なものであるというお考えだという事ですね。
ストレスの反応がどこに出るかの違い、ということですね。
痛みとして(筋に)出るか、下痢として(腸に)出るか、かゆみとして(皮膚に)出るか・・。 また、慢性化した場合、単に筋へのアプローチだけでは難しいこともあるしょう。 「痛みが長く続くと中枢神経の各機能が関与して、痛み刺激の伝達がパターン化される。〜仔細な刺激、時には本人に気づかれないような刺激によって、すぐ生じてしまうようなパターン化された身体反応となる。」※かも整形外科医院HPから。
http://homepage3.nifty.com/fmsjoho/page022.html 福岡の先生の治療を受けておられる方のHPに外側翼突筋の探し方触れ方が載っています。
他にもネットで全身の筋の触診方法が掲載されたHPがあったのですが・・・ちょっと見つかりませんね。
福岡の先生は、初期にオステオパシーやカイロプラクティックの方と連携して一緒に患者さんを診られていたことがあるようです。文献を通しても学ばれておられるようです。
頬杖の技ですが、間接法(緊張部位を緩ますー戻す)、直接法(緊張部位をストレッチ緩ます)どっちの使い方もできます。 関節が詰まっている側で用いるといいでしょう。
<舌骨をはさんでの、胸鎖乳突筋をはさんでの方法もあります 舌骨を軽く指で挟み顔を左右に小さくリズミカルに向けます。
左右胸鎖乳突筋モ片側づつ同様。
痛みに関してはペインが進んではいますが、学者だけでなく先生方の間でも治療法等の認識に差があります。 九州にも比較的筋へのアプローチ・トリガーポイントブロックやトリガーポイント鍼治療を積極的にしている医師がおられた記憶があります。10年前くらいの「医道の日本」という鍼灸関係の雑誌に症例報告が記載されていました。痛みに関して考えられているよりもずっと多くの方が筋の問題では?その診断・治療法を多くの医師・臨床に関わる方に知ってほしいと書いてありました。
一般的なストレッチなどのいた気持ちいい範囲の刺激がダメというわけではありません。 私が穏やかなこちらの方法を好むというだけです。
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| Re: 続き kain - 2009/01/20(Tue) 16:34 No.460 | |
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| 貴重なご意見、時間をさいて 投稿していただきありがとうございます。
>ストレスの反応がどこに出るかの違いということですね。
なるほどそういう意味でしたかわかりました。
>痛みが長く続くと中枢神経の各機能が関与して、痛み刺激の伝達がパターン化される。〜仔細な刺激、時には本人に気づかれないような刺激によって、すぐ生じてしまうようなパターン化された身体反応となる。
慢性化した痛みの原因としてペインクリニックなどにみられる考え方ですね。
>頬杖の技ですが、間接法(緊張部位を緩ますー戻す)、直接法(緊張部位をストレッチ緩ます)どっちの使い方もできます。関節が詰まっている側で用いるといいでしょう。
今回ご紹介して下さったやり方で間接法のやり方と直接法のやり方とはどのように違うのでしょうか。なにぶん読解力が乏しいのでもうすこし詳しく説明していただけると助かります。
>左右胸鎖乳突筋モ片側づつ同様。
胸鎖乳突筋は具体的にどの部分にアプローチすれば良いでしょうか。
>九州にも比較的筋へのアプローチ・トリガーポイントブロックやトリガーポイント鍼治療を積極的にしている医師がおられた記憶があります。10年前くらいの「医道の日本」という鍼灸関係の雑誌に症例報告が記載されていました。痛みに関して考えられているよりもずっと多くの方が筋の問題では?その診断・治療法を多くの医師・臨床に関わる方に知ってほしいと書いてありました。
なんだか話が専門的すぎてついていくのがやっとというのが 正直なところなのですが、まずは現状痛みはどのような認識とされているのかを整理し、その上で補足にしろ訂正にしろ新たな認識を整理して行くことが僕自身重要だなと感じています。ペインクリニックなどの専門書も数冊購入して現状どのように痛みが認識されているかはある程度の知識はあるつもりですが、筋肉の痙攣というような考え方はもうすこし深く体系的に知る必要があるのかなというのが感想です。 |
| Re: 続き ががが - 2009/01/20(Tue) 17:51 No.461 | |
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| <まずは現状痛みはどのような認識とされているのかを整理し、その上で補足にしろ訂正にしろ新たな認識を整理して行くことが僕自身重要だなと感じています。
そうですね。
顎関節ドットコムの「私の理論」の過去ログでトリガーポイント、や筋筋膜性疼痛 で検索すると福岡の先生がそれらについて書き込まれています。参考になるかと思います。
専門書ではトリガーポイント・マニュアルという書籍がありますが1〜4巻まであり高額な上難解なので、 一般向けの書籍「トリガーポイントブロックで腰痛は治る! 」 加茂整形外科医院院長 加茂 淳 (著) 価格: ¥ 1,575 から読まれるといいのではないでしょうか。
福岡の先生のHP、加茂先生のHPなども専門的ですが上手くまとまっていると思います。
<今回ご紹介して下さったやり方で間接法のやり方と直接法のやり方とはどのように違うのでしょうか。
直接法では詰まった側を頬杖側に頭を動かすことで周囲の筋等が緩み関節が開いていくようにします。
間接法は、顎関節では簡単に申しますと詰まってない側で行なえば、その反対側の関節をより詰めるもしくは周囲組織の緊張をたるましますね。ようは間接的に反対側を緩ましていることになります。
制限のある部位をより誇張する方向で動かすか(間接法)、制限を改善させる方向二動かしてして行くか(直接法)、の違いです。
<胸鎖乳突筋はどの部位をはさめば良いでしょうか。 上から順に下まで少しづつゆすりながら行なうといいです
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| Re: 続き kain - 2009/01/21(Wed) 14:35 No.463 | |
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| >専門書ではトリガーポイント・マニュアルという書籍がありますが1〜4巻まであり高額な上難解なので、 一般向けの書籍「トリガーポイントブロックで腰痛は治る! 」 加茂整形外科医院院長 加茂 淳 (著) 価格: ¥ 1,575 から読まれるといいのではないでしょうか。
「トリガーポイントと筋筋膜療法マニュアル」 は購入したのですが、御紹介の本はまだみたことがないので 今度チェックしたいと思います。
>福岡の先生のHP、加茂先生のHPなども専門的ですが上手くまとまっていると思います。
そうですね。どちらのホームページも何度か拝見したことはありますが、今度順を追ってじっくりよんでみようと思います。
直接法、間接法、噛み砕いて御説明下さって ありがとうございました。おかげさまで とてもよくわかりました。
>上から順に下まで少しづつゆすりながら行なうといいです。
位置を少しづつ移動させながら行っていくという事でしょうか。あとゆするというのがちょっとよくわかりにくいのですがはさんでゆするという事でしょうか。でゆすりながら顔を左右にむけるという動作を繰り返し少しづつはさむ位置を移動させるという感じでしょうか。 |
| Re: 続き gagaga - 2009/01/21(Wed) 16:36 No.464 | |
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| お疲れ様です。 胸鎖乳突筋ですが、舌骨と同じように挟むだけで、あとは頭を左右に小さくふるだけでいいです。 これらは軽い穏やかな刺激を繰り返すことでその部分を物理的に緩めるだけでなく脳からリラックスして貰おうというものです。一つの箇所に行うのは二回せいぜい3回が無難です。 それと合わせて両腕を上にあげながらののびもいいですね。体幹の筋のストレッチだけでなくリンパ等体循環の改善になるでしょう。 |
| Re: 続き kain - 2009/01/22(Thu) 22:23 No.466 | |
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| 何度も質問に答えていただきありがとうございました。 おかげさまで、胸鎖乳突筋についての疑問点も はっきりしました。 重ね重ねお礼申し上げます。 |
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