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無題 投稿者:gagaga 投稿日:2010/01/05(Tue) 10:02 No.472  
am_13.gifあけましておめでとうございます。

本年もよろしくお願いいたします。

記事を読みました。
一時的にしろ良い反応があることは良い兆候ですね。

治療しにくい箇所、また日々で反応が変わりもしますが継続されると変わってくると思います。

あと日々のセルフケアも1つかなと思います。


Re: 無題 kain - 2010/01/05(Tue) 13:05 No.473  

am_13.gifgagagaさんお久しぶりです。
新年の御挨拶ありがとうございます。

gagagaさんのご健康はいかがでしょうか。
今年1年もみのりの多い年であることを願っています。

僕自身はいい意味でも悪い意味でも
非常に変化の激しい1年でした。

今年こそはよくなることを目指してがんばって
行きたいと思っています。


お知らせ 投稿者:kain 投稿日:2009/05/15(Fri) 16:05 No.469  
am_13.gifテーマ別掲示板に記事を書いて見たんで
良かったら見てみてください。


はじめまして younomu - 2009/05/28(Thu) 13:15 No.470  

am_17.gif52歳男性です。福岡県在住
昨年11月交通事故にて農業用水路(幅、深、1.5m)に時速50キロで落ち込みレスキュー隊に救助され、骨折はありませんでしたが全身打撲、特にシートベルトが首に直接架かり、首から胸にかけひどく腫れました。整形外科で打撲、頚椎捻挫、神経根症等治療のため約4ヶ月入院治療しました。
一方、事故以来、唾を飲み込む毎にゴリッといままでにない異音と痛み(硬い飴玉を誤って飲み込んだ感じ)があり、顔を左向きで飲み込むと痛みはありません。嚥下の専門医に診てもらいましたがCTや嚥下透視検査では飲み込みは正常で異状は認められず、このような症状は経験がないので解らないと言われました。
この掲示板で舌骨と甲状軟骨が触れられていましたので興味深く見ておりましたら顎関節症に関わりがあるのかもと、両顎元を触ったところ左が出っ張り、右がへこんでいます。
顎関節症なのでしょうか?また、このような症状に詳しい専門医をご存知でしたらお教えください。宜しくお願いいたします。


Re: お知らせ kain - 2009/05/29(Fri) 12:40 No.471  

am_13.gifはじめまして、管理人のkainと申します。
まず嚥下の専門医というのがあって、嚥下透視検査なる
ものがあるのというのははじめて聞きました。
それは耳鼻咽喉科の先生でしょうか?
僕も少し興味があるので質問しました。

検査の結果は異常がなかったが、
症状の実感ははっきりしている。
その理由が判明しないという事でしょうね。

正直僕自身顎関節症という言葉にそれほどこだわりはなく、
よく使っていてyounomuさんの実感している症状に重なる部分があるので顎関節症かも知れないと思われたのでしょうが、顎関節症なのかどうかはあまり重要ではないような気がします。

そもそもの原因が打撲や頚椎捻挫などにあるようですので、神経痕症となるとはじめて聞きましたのでその部分ではまったく何のアドバイスもできませんが、筋肉の緊張などの原因も考えられるのではないかと思います。甲状軟骨や舌骨にも舌骨上筋や舌骨下筋、甲状軟骨にはそれに関わる筋など様々な筋肉がその機能維持に関係していますのであながち無関係とは言い切れないのではないかと思います。

筋肉の緊張のような症状といってもいろいろと原因が考えられます。最近はやりの線維筋痛症や、慢性疲労症候群、帯状疱疹後神経痛やリウマチ、咀嚼筋腱・腱膜過形成症、口腔顔面痛、筋筋膜性疼痛症候群、スパスム(過緊張)などです。他にもあると思います。こうした症例も調べて見て自分に当てはまると思われるものを探して見て、それについて専門に治療をしてくれる先生をさがされて見てはいかがでしょうか。

younomuさんの病名はこれでここに行けば治るとバシッといえたらいいのですが、こうした不定愁訴はまず原因を探り病名をはっきりさせる作業からして大変で、とにかく病気を抱えた身では大変かと思いますが、根気良くがんばってくださいとしかいえないのが心苦しくもあります。


無題 投稿者:gagaga28 投稿日:2009/01/29(Thu) 10:31 No.467  
am_13.gifhttp://www.newton-doctor.com/doctor/ooita/yamashitaclinic/s20/
九州の、筋へのアプローチ・トリガーポイントブロックやトリガーポイント鍼治療を積極的にしている医師のHPです。
ご存知かもしれませんが、参考になれば幸いです。


Re: 無題 kain - 2009/01/29(Thu) 19:56 No.468  

am_13.gifkainです。
わざわざ探してくださってありがとうございます。
どうやらペインクリニックのようですね。
僕は福岡に在住で大分となると大阪に行くよりもずっと
楽なのでまあベストは福岡県内なのですが、
贅沢ばかりはいってられませんよね。

まだちらっとしか見ていませんが、
とても関心があります。
顎関節症の症状や外側翼突筋等について
自分なりに整理して質問した上で
行くかいかないか判断しようかなと
思いました。
とにかくもうすこし紹介のホームページを
よんでみようと思います。

何かお手数をおかけしたようで申し訳ありませんが、
ご好意としてありがたく受け止めたいと思います。


続き 投稿者:kain 投稿日:2009/01/19(Mon) 16:38 No.456  
am_13.gifスレが長くなったので新スレを立てます。
久しぶりの書込みでついつい自分の事ばかり書いてしまい、
少々反省してます。gagagaさんのコメントに対して
レスしますね。

>昨年は患者会準備会が発足いたしまして、後半では歯科関係の専門家のお話も少し聞く機会がありました。

患者会発足とは大変素晴らしい試みですね。
久しく顎関節ドットコムをのぞいていなかったのできづきませんでした。
歯科関係の専門家の方も参加されたというのは驚きです。
患者と歯科医が一緒に問題について考えることができる場が
できたというのは大変素晴らしい事ですね。


>筋肉の痙攣と考え治療にあたっておられます。

専門家の様々な意見を聞けてよかったですね。痺れはわかりませんが、
痛みといえば神経への刺激や発痛物質の発生がその原因として一般に考えられて
いると思いますが、筋肉が痙攣する事で起こるという考えのようですね。
神経からの刺激により発生する症状という事かも知れませんが、痛みや痺れを筋肉の痙攣が原因だとする考えは新しい見方なのかもしれませんね。


>手技治療法でしばしば医療機関で椎間板ヘルニア、麻痺などと診断された人が回復することがある

筋肉の症状であり誤診の可能性があるというのならなるほど合点のいく話ですね。椎間板ヘルニア、麻痺が治ってうるというのではなく、それが実は過った診断結果であるがゆえという事ですね。


>痛みしびれは、ストレスによる下痢、皮膚に現れるアトピーなどと同じように筋に現れる条件反射的なものとして観たほうが説明はつきます。

ストレスによる下痢は自律神経系が関係してのもので、
皮膚に現れるアトピーは免疫機能が関わるものだと思いますが、
痛みや痺れは筋肉の条件反射的なものであるというお考えだという事ですね。


Re: 続き kain - 2009/01/19(Mon) 16:57 No.457  

am_13.gif続きます。

>ストレスが原因、そうとしても、筋に影響が出ているわけですから何かしらアプローチをするべきと整形外科の先生は考えておられるようです。

大変頼もしい先生ですね。そこまでしてくれる先生はなかなかいないと思います。


>福岡の歯科の先生も全身のトリガーポイントも診ながらの治療のようですね

なるほどトリガーポイントの消失など全身の反応もみて治療
なさっているんですね。すごいですね。福岡の先生は
独学かもしくはセミナー、あるいは本格的な学校かなにかで
手技療法についても学習されているのかも知れませね。


頬杖の手技(勝手に簡略的に名称をつけてしまって申し訳ありません)についてですが
ストレッチとの事ですが、えっとこのやり方では、
右なら下顎頭は固定されさらに右を向きますので
下顎頭は上顎に対して前方へと移動し
結果外側翼突筋は緩められると思うのですが、
どうでしょうか。
そうだとしたらこれは外側翼突筋を伸ばすのではなく緩める事で、
しかも外側翼突筋を開口するときのように意識的に
縮めるのではなく緩む姿勢にもって言ってやる事で
緊張を取るというやり方でカウンターストレインに
近いと思っていたのですが、
どうやらこの認識は間違いかもしれませんね。
でもいわれた通り
実際やってみたのですが、効果はほとんど長続きしないものの、
やった直後は外側翼突筋が確かに楽になりますね。
驚きました。僕自身が考えたやり方よりも
前々いいようなきがします。


>応用として軽く舌骨をはさんでの、胸鎖乳突筋をはさんでの方法もあります

この部分は興味があるのでもうすこし詳しく教えていただけるとうれしいです。


Re: 続き kain - 2009/01/19(Mon) 17:45 No.458  

am_13.gif続きます

>以前顎コムの方にセルフケアとして、口腔内から楊枝などで外側翼突筋の痛点をみつけ、其の痛みが消える位置に顎を動かしてしばらく置く方法を紹介されてましたね。

そうなんですか。今度探して見ます。でもなんか難しそうですね。


>整形外科医の方の話では、現在生理学者の間で言われているような筋骨格系の痛みに関する認識と医師の間には差があるそうですね。

痛みに関してはペインクリニックが一番進んでるようなきがしますがそれでもひょっとしたら生理学者との間の認識の差は
あるのかもしれませんね。なかなか一般の医者にまで浸透するのは時間がかかるものなのかもしれませんが、若い先生や新しい医療を積極的に取り入れる情熱をもった先生ほど
その差は少ないのかもしれませんね。


>これまで是とされてきたことが変わるのも医学の世界で、本当にはっきりしていることのほうが少なく、有力な仮説、位にしておいたほうがいいのかもしれません。

定説になってしまうともしそれが仮に違うとなって
それを覆すとなるにしてもかかるエネルギーは膨大になって
しまいますから仮説の方がそういう意味ではいいのかもしれませんね。それに定説になってしまうと医者自信が
それにおんぶに抱っこで疑うという姿勢への動機が
薄れてしまい、より正しい真実の探求という意味ではマイナスに
作用してしまうかもしれませんしね。


>外側翼突筋はすべては触れることはできません。

一部は触れられるという事でしょうか。奥歯のさらに奥の上部内側あたりで、上咽頭収縮筋や口蓋舌筋に挟まれたあたりが内側翼突筋に触れれる部位で、外側翼突筋は口内からは触れられないと思っていたのですが、
外側翼突筋も口内から一部は触れられるようですね。
う〜ん。もう一度解剖学の本を見て勉強して見ます。


>顎を自分で出す場合でも軽く動く範囲で心地よいリズムで繰り返す、そうすることで徐々に動く範囲も大きくなる、かと思います。
たくさんやると疲労で力が出なくなってみせかけ緩んだようになります。ちょっとの変化、まずは可もなく不可もなくあたりが無難かと思います。

大変参考になりました。他にいうことはありませんという感じです。納得しきりです。


Re: 続き gagaga - 2009/01/19(Mon) 19:13 No.459  

am_13.gifお疲れ様です。

<ストレスによる下痢は自律神経系が関係してのもので、
皮膚に現れるアトピーは免疫機能が関わるものだと思いますが、痛みや痺れは筋肉の条件反射的なものであるというお考えだという事ですね。

ストレスの反応がどこに出るかの違い、ということですね。

痛みとして(筋に)出るか、下痢として(腸に)出るか、かゆみとして(皮膚に)出るか・・。
また、慢性化した場合、単に筋へのアプローチだけでは難しいこともあるしょう。
「痛みが長く続くと中枢神経の各機能が関与して、痛み刺激の伝達がパターン化される。〜仔細な刺激、時には本人に気づかれないような刺激によって、すぐ生じてしまうようなパターン化された身体反応となる。」※かも整形外科医院HPから。

http://homepage3.nifty.com/fmsjoho/page022.html
福岡の先生の治療を受けておられる方のHPに外側翼突筋の探し方触れ方が載っています。

他にもネットで全身の筋の触診方法が掲載されたHPがあったのですが・・・ちょっと見つかりませんね。

福岡の先生は、初期にオステオパシーやカイロプラクティックの方と連携して一緒に患者さんを診られていたことがあるようです。文献を通しても学ばれておられるようです。

頬杖の技ですが、間接法(緊張部位を緩ますー戻す)、直接法(緊張部位をストレッチ緩ます)どっちの使い方もできます。
関節が詰まっている側で用いるといいでしょう。

<舌骨をはさんでの、胸鎖乳突筋をはさんでの方法もあります
舌骨を軽く指で挟み顔を左右に小さくリズミカルに向けます。

左右胸鎖乳突筋モ片側づつ同様。

痛みに関してはペインが進んではいますが、学者だけでなく先生方の間でも治療法等の認識に差があります。
九州にも比較的筋へのアプローチ・トリガーポイントブロックやトリガーポイント鍼治療を積極的にしている医師がおられた記憶があります。10年前くらいの「医道の日本」という鍼灸関係の雑誌に症例報告が記載されていました。痛みに関して考えられているよりもずっと多くの方が筋の問題では?その診断・治療法を多くの医師・臨床に関わる方に知ってほしいと書いてありました。

一般的なストレッチなどのいた気持ちいい範囲の刺激がダメというわけではありません。
私が穏やかなこちらの方法を好むというだけです。



Re: 続き kain - 2009/01/20(Tue) 16:34 No.460  

am_13.gif貴重なご意見、時間をさいて
投稿していただきありがとうございます。

>ストレスの反応がどこに出るかの違いということですね。

なるほどそういう意味でしたかわかりました。


>痛みが長く続くと中枢神経の各機能が関与して、痛み刺激の伝達がパターン化される。〜仔細な刺激、時には本人に気づかれないような刺激によって、すぐ生じてしまうようなパターン化された身体反応となる。

慢性化した痛みの原因としてペインクリニックなどにみられる考え方ですね。


>頬杖の技ですが、間接法(緊張部位を緩ますー戻す)、直接法(緊張部位をストレッチ緩ます)どっちの使い方もできます。関節が詰まっている側で用いるといいでしょう。

今回ご紹介して下さったやり方で間接法のやり方と直接法のやり方とはどのように違うのでしょうか。なにぶん読解力が乏しいのでもうすこし詳しく説明していただけると助かります。


>左右胸鎖乳突筋モ片側づつ同様。

胸鎖乳突筋は具体的にどの部分にアプローチすれば良いでしょうか。


>九州にも比較的筋へのアプローチ・トリガーポイントブロックやトリガーポイント鍼治療を積極的にしている医師がおられた記憶があります。10年前くらいの「医道の日本」という鍼灸関係の雑誌に症例報告が記載されていました。痛みに関して考えられているよりもずっと多くの方が筋の問題では?その診断・治療法を多くの医師・臨床に関わる方に知ってほしいと書いてありました。

なんだか話が専門的すぎてついていくのがやっとというのが
正直なところなのですが、まずは現状痛みはどのような認識とされているのかを整理し、その上で補足にしろ訂正にしろ新たな認識を整理して行くことが僕自身重要だなと感じています。ペインクリニックなどの専門書も数冊購入して現状どのように痛みが認識されているかはある程度の知識はあるつもりですが、筋肉の痙攣というような考え方はもうすこし深く体系的に知る必要があるのかなというのが感想です。


Re: 続き ががが - 2009/01/20(Tue) 17:51 No.461  

am_13.gif<まずは現状痛みはどのような認識とされているのかを整理し、その上で補足にしろ訂正にしろ新たな認識を整理して行くことが僕自身重要だなと感じています。

そうですね。

顎関節ドットコムの「私の理論」の過去ログでトリガーポイント、や筋筋膜性疼痛 で検索すると福岡の先生がそれらについて書き込まれています。参考になるかと思います。

専門書ではトリガーポイント・マニュアルという書籍がありますが1〜4巻まであり高額な上難解なので、
一般向けの書籍「トリガーポイントブロックで腰痛は治る! 」
加茂整形外科医院院長 加茂 淳 (著)
価格: ¥ 1,575
から読まれるといいのではないでしょうか。

福岡の先生のHP、加茂先生のHPなども専門的ですが上手くまとまっていると思います。

<今回ご紹介して下さったやり方で間接法のやり方と直接法のやり方とはどのように違うのでしょうか。

直接法では詰まった側を頬杖側に頭を動かすことで周囲の筋等が緩み関節が開いていくようにします。

間接法は、顎関節では簡単に申しますと詰まってない側で行なえば、その反対側の関節をより詰めるもしくは周囲組織の緊張をたるましますね。ようは間接的に反対側を緩ましていることになります。

制限のある部位をより誇張する方向で動かすか(間接法)、制限を改善させる方向二動かしてして行くか(直接法)、の違いです。

<胸鎖乳突筋はどの部位をはさめば良いでしょうか。
上から順に下まで少しづつゆすりながら行なうといいです




Re: 続き kain - 2009/01/21(Wed) 14:35 No.463  

am_13.gif>専門書ではトリガーポイント・マニュアルという書籍がありますが1〜4巻まであり高額な上難解なので、
一般向けの書籍「トリガーポイントブロックで腰痛は治る! 」
加茂整形外科医院院長 加茂 淳 (著)
価格: ¥ 1,575
から読まれるといいのではないでしょうか。

「トリガーポイントと筋筋膜療法マニュアル」
は購入したのですが、御紹介の本はまだみたことがないので
今度チェックしたいと思います。


>福岡の先生のHP、加茂先生のHPなども専門的ですが上手くまとまっていると思います。

そうですね。どちらのホームページも何度か拝見したことはありますが、今度順を追ってじっくりよんでみようと思います。


直接法、間接法、噛み砕いて御説明下さって
ありがとうございました。おかげさまで
とてもよくわかりました。


>上から順に下まで少しづつゆすりながら行なうといいです。

位置を少しづつ移動させながら行っていくという事でしょうか。あとゆするというのがちょっとよくわかりにくいのですがはさんでゆするという事でしょうか。でゆすりながら顔を左右にむけるという動作を繰り返し少しづつはさむ位置を移動させるという感じでしょうか。


Re: 続き gagaga - 2009/01/21(Wed) 16:36 No.464  

am_13.gifお疲れ様です。
胸鎖乳突筋ですが、舌骨と同じように挟むだけで、あとは頭を左右に小さくふるだけでいいです。
これらは軽い穏やかな刺激を繰り返すことでその部分を物理的に緩めるだけでなく脳からリラックスして貰おうというものです。一つの箇所に行うのは二回せいぜい3回が無難です。
それと合わせて両腕を上にあげながらののびもいいですね。体幹の筋のストレッチだけでなくリンパ等体循環の改善になるでしょう。


Re: 続き kain - 2009/01/22(Thu) 22:23 No.466  

am_13.gif何度も質問に答えていただきありがとうございました。
おかげさまで、胸鎖乳突筋についての疑問点も
はっきりしました。
重ね重ねお礼申し上げます。


こんばんは 投稿者:gagaga 投稿日:2009/01/12(Mon) 19:58 No.446  
am_13.gifあけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。

昨年は患者会準備会が発足いたしまして、後半では歯科関係の専門家のお話も少し聞く機会がありました。

また昨年はじめの話ですが、痛みの専門医として活躍されておられる整形外科医師のお話を聞く機会にも恵まれました。
身体の痛みや痺れについては感染症・癌などをのぞき筋肉の痙攣と考え治療にあたっておられます。また麻痺についても、しばしば起きる誤診として問題が続いて力が入らなくなっているのを麻痺とする場合もあることを聞きました。
手技治療法でしばしば医療機関で椎間板ヘルニア、麻痺などと診断された人が回復することがあるのを見聞きするのは上記の理由だと得心がいきました。
また、痛みしびれは、ストレスによる下痢、皮膚に現れるアトピーなどと同じように筋に現れる条件反射的なものとして観たほうが説明はつきます。
様はいきなり手術などにいったりせず第1には安全な治療法から入っていくべきだということを話されていました。
他には内臓由来であろうと何であろうとどんな病気でも必ず筋に影響が出るので痛みの悪循環をとるという意味で筋へのアプローチはよいとのこと、です。

私自身は太ってしまったので少し体重を落としたいと思います


Re: こんばんは kain - 2009/01/13(Tue) 11:15 No.448  

am_13.gif管理人のkainです。
がががさんも去年1年は様々な方と出会い、
実りの多い年だったようですね。

整形外科の方が筋肉にアプローチするとなると
繊維筋痛症関連が多いように感じますが、繊維筋痛症も
これも医師によって捉え方が様々で、
ストレスが根本原因という事で止まっている先生が
意外に多いのではないかと感じています。
というのも私自身様々な原因を探る一貫として繊維筋痛症を
見ているという整形外科にも通ったのですが、どうも
その先生がそういう考えでした。繊維筋痛症については
なかなか資料が見つけにくいので苦慮してますが、筋肉への
アプローチという意味ではがががさんがお会いになられた
先生というのも大変貴重な存在ですね。
僕も何か機会があればお話をして見たい名と感じました。


Re: こんばんは kain - 2009/01/13(Tue) 11:27 No.449  

am_13.gif続きです。

私自身の近況としましては去年のはじめにもかきましたが
現在舌骨症候群をかなり詳しく研究されてる先生と
出会いまして、その結果舌骨というよりも甲状軟骨の位置が
どうもおかしいという事を指摘されました。
どうおかしいかというとまず通常の位置よりも下すぎて、
さらに左に位置がずれているとの事でした。
外科的な手術という手段もあるようですが、
現状は筋弛緩剤を中心に服薬治療を続けている状況ですが、
多少症状が改善した程度でその後の変化なしといった感じです。
それでなぜそうしたズレが生じているのかと考えると
また顎関節症に行き着いてしまいました。
もっと詳しく言うと外側翼突筋の緊張が自分は
今一番気になっているテーマです。
大阪と福岡の歯科でその点についてアプローチをしている先生がいるようですが、
自分ではあと一歩決めかねている状況です。

それで外側翼突筋についてなにか自分でマッサージできる方法はないかななんていろいろと探しているのですが、
なかなかこれというものにはめぐり合えない状況です。
何しろ外側翼突筋は口外からも口内から触れないもので
アプローチをどうすればいいのか、
手技治療家のがががさんにも何かアドバイスをいただければ幸いです。

という事で去年1年は得る事も大かったとしですが、
症状としては大きな改善は残念ながら得られませんでした。
まあ今年もがんばるつもりですが、がががさんにとっても
またみのりの多い1年でありますよう願ってます。
それでは失礼します。


Re: こんばんは gagaga - 2009/01/17(Sat) 00:22 No.450  

am_13.gif管理人様、返信ありがとうございます。

ストレスが原因、そうとしても、筋に影響が出ているわけですから何かしらアプローチをするべきと整形外科の先生は考えておられるようです。
福岡の歯科の先生も全身のトリガーポイントも診ながらの治療のようですね(顎や歯の調整での反応を観る)。

外側翼突筋へのアプローチですが下記の書籍の顔の筋肉のセルフケアの中の1つに紹介されています。
http://www.excite.co.jp/book/product/ASIN_4862201407/

後カウンターストレインという方法でも緩めることは可能です。
http://homepage2.nifty.com/yokido/6.scs/1.scs.htm
原理原則と基本的な体幹・頸のセルフケア法のも紹介されています。

http://t-shoten.com/BASE/19/17.HTM
ここに紹介されているポジショナルリリースセラピーはカウンターストレインと同様の技法です。こちらの書籍に外側翼突筋へのアプローチも載っています。

あとは頬杖をするように手を顎に沿えて沿えた側の関節が開くように頭を添えた手の方向に無理のない範囲で動かします。
右側なら右手を顎に添えて右を向く、正面に戻すを数回繰り返します。どちらが詰まってるかわからないときは両方やってみるといいでしょう。
応用として軽く舌骨をはさんでの、胸鎖乳突筋をはさんでの方法もあります

私の基本的な考えとしては上が問題でも下へも影響を及ぼしているので原因を正したとしてもそこから波及して他のところが変わるのに時間を食うかもしれません。
部分的アプローチでも相関性があるので全体的に影響が出ますが、できるならセルフケアでも下肢から頭まで筋筋膜全体のバランスを取る方法を取る方が無難かもしれません。

管理人さんにとって実り多い年でありますように。


Re: こんばんは kain - 2009/01/17(Sat) 11:54 No.451  

am_13.gifがががさん、返信ありがとうございます。
専門家としての貴重な御意見を聞けて光栄です。
やはりその道のプロは強いですね。
たゆまぬ探究心にはただただ脱帽するばかりです。

僕自身浅はかな知識ですが筋肉の緊張は
1.構造的要因
2.外的負荷(怪我やむちうちなど)
3.内臓疾患
4.ストレス
と考えています。
そして筋肉の緊張はそれが結果として出る場合、
もしくは他の病症の原因となる場合など
複雑な関係性を含しているものだと考えています。

したがってまず原因がストレスだと決めてしまうと
(まあそれが医者としては楽なのでしょうが)
対処法がストレスの軽減に限定されてしまうのです。
そうなると治療もストレスを除くことに目的が
置かれてしまいます。
現に僕がいった繊維筋痛症を見ているという整形外科も
診断後に心療内科を紹介されました。
そして多種多様なアンケートを書かされて
診断結果はストレスで薬を出しましょうかといったものです。



Re: こんばんは kain - 2009/01/17(Sat) 12:04 No.452  

am_13.gif続きます。

ストレスが原因として考えれるのは十分承知しているつもりですが
それがすべてであるかのように語られ、
しかも何度も何度もいわれるとさすがに頭にもきます。
ええストレスはありますよ、この病気自体が何より最大の
ストレスですから。まあこういってしまいたいのですが、
言ったところで何も変わりませんからああここもダメかと
脱力感を抱えつつ帰ったりしてます。

では実際に筋肉へのアプローチという事になると
整形外科ではどのようなことが出来るかという事になりますが、
投薬治療かもしくはペインクリニックのような
麻酔を使ッた治療や通電療法などがなされるのだと思いますが、筋肉が構造的原因としての要素であるのならそうした
治療はどの部位がその主たる原因となっているかを
見極めて行う事である程度の治療効果は得られるのではないか
と考えています。
それが僕の場合は外側翼突筋なのではという事です。
福岡と大阪の歯科の先生は麻酔によるアプローチという
手段をとられているようですが、その部分が
非常に興味をそそられているところです。
実はペインクリニックにも行きましたし硬膜外ブロック
も受けたのですがあまり効果はありませんでした。
やはり原因部分の特定が重要で
漠然と硬膜外ブロックを受けても意味がなかったのでしょうね。


Re: こんばんは kain - 2009/01/17(Sat) 12:14 No.453  

am_13.gifレスが長くなってすみません。続きます。

全身との関連性を見ての治療というのは、重要だと思いますが
それはとても複雑で難しいことなのではないかと
感じていますが、そうした専門家が手技治療家のみなさん
なんでしょうね。お医者さまの中には
そうした治療が二重盲見法などといった
客観的なエビデンスにかけるという事で軽視している
先生もいるのかもしれませんが、理論だけではなく、
そうした客観的な部分も補えればもっと認知され
広がるのではないかと素人ながら思います。
カイロプラクティックがアメリカで確か正式な医療として
認められている部分もあるという話を聞いたような気がしますが
(確かではないので御注意ください)
おそらく豊富な論文や研究結果などが報告されている
成果なのでしょうね。


Re: こんばんは kain - 2009/01/17(Sat) 12:25 No.454  

am_13.gif続きます。

カウンターストレインについては
そうですね。専門にみてくれるカイロでしょうか
オステオパシーでしょうかそうした先生を
一時期探していたのですが、なかなか見つかりませんでした。
また外側翼突筋へのアプローチという考えも
当時はありませんので、ひとつの選択肢として
期を見て先生を探してみてもいいかなとすこし思いました。

紹介された書籍については1番目は
所持しておりますので該当箇所を見て見ました。
内側翼突筋へのアプローチは参考になるかなと思ったのですが、
ネッターの解剖学の本を何度も見て確認したのですが、
口の中から触れられるのは内側翼突筋の前腹の一部ではないでしょうか。外側翼突筋は届かないように思うのですが、
その部分がよくわかりません。

で御紹介くださった自分でできる手技ですが、
それはカウンターストレイン的なものでしょうか。
筋肉を緩めて緊張を取るという事が目的のように
感じました。僕はストレッチという目的で下顎頭が
後にいき外側翼突筋が伸ばされた状態になるよう
下顎を左右にアントニオ猪木の物まねみたいに
「イー」という感じで動かすというのをやってみたのですが、
これはどうでしょうか。わかりづらいとは思いますが、
やった感想は可もなく不可もなくといった感じです。


Re: こんばんは gagaga - 2009/01/18(Sun) 23:37 No.455  

am_13.gif<そして筋肉の緊張はそれが結果として出る場合、
もしくは他の病症の原因となる場合など
複雑な関係性を含しているものだと考えています。

そうですね。

<筋肉が構造的原因としての要素であるのならそうした
治療はどの部位がその主たる原因となっているかを
見極めて行う事である程度の治療効果は得られるのではないか
と考えています。
それが僕の場合は外側翼突筋なのではという事です。

よくわかります。


<福岡と大阪の歯科の先生は麻酔によるアプローチという
手段をとられているようですが、その部分が
非常に興味をそそられているところです。

福岡のY先生は麻酔のほか、カウンターストレインの応用のような感じで顎と全身が楽になる安静位をみつけたあと、それを今度は安定させるために治療・調整を行われるそうです。

以前顎コムの方にセルフケアとして、口腔内から楊枝などで外側翼突筋の痛点をみつけ、其の痛みが消える位置に顎を動かしてしばらく置く方法を紹介されてましたね。

整形外科医の方の話では、現在生理学者の間で言われているような筋骨格系の痛みに関する認識と医師の間には差があるそうですね。
これまで是とされてきたことが変わるのも医学の世界で、本当にはっきりしていることのほうが少なく、有力な仮説、位にしておいたほうがいいのかもしれません。

オステオパシーやカイロプラクティックに関しては日本でも臨床例を集めていますね。
カイロプラクティックに関しては海外の大学の日本校がありますが日本に認められた大学ではないです。オステオパシーも教育提携している団体や養成機関はありますが・・・。
海外のようなレベルで研究するというのは難しいことではあります。
臨床報告等も、もともと公に認められていませんので、発表の場自体が少ないというかないのが実情です。
整骨の先生が症例を其の学会で発表したり、其れらを実践する少数の医師が論文を発表したりはされてます。

外側翼突筋はすべては触れることはできません。

<御紹介くださった自分でできる手技ですが
頬杖のはストレッチです。
縮んで固くなっている側を無理のない範囲で制限をとる方向へ動かし少しづつ緩めて可動範囲を広げていきます。
ストレッチで伸ばすから緩むのではなく、伸ばしたときに老廃物が押し出され緩めたときに新鮮な血液が供給されることで組織が緩む・その結果可動範囲が広がっていくイメージです。
心地よい刺激を送ることで脳がリラックスして触れている部位のみでなく全身の緊張がとれていきます(それでゆるまないところは個別に緩ます)
したがって力を抜いた状態で人にやってもらう(のに近い状態)、受動的なアプローチでないと変化は大きく出ません。頬杖をし頭を動かすというのはそういう意味もあります。

カウンターストレインもそうですが自力でよい反応を出すには可能な限り力を抜く必要が出てきます。

顎を自分で出す場合でも軽く動く範囲で心地よいリズムで繰り返す、そうすることで徐々に動く範囲も大きくなる、かと思います。
たくさんやると疲労で力が出なくなってみせかけ緩んだようになります。ちょっとの変化、まずは可もなく不可もなくあたりが無難かと思います。

カウンターストレインは一発勝負ですが、こちらはある程度繰り返し行えるということはあります(これも精度をあげれば少ない回数で緩みます)

参考になれば幸いです。


無題 投稿者:gagaga 投稿日:2008/01/15(Tue) 22:26 No.424  
am_13.gifあけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。

管理人様の調子はいかがでしょうか。

私は昨年夏から虫歯の治療に取り掛かり、それもあって、多少咬み合わせも変わりました。
調子は上向きですがさすがに冷え込みがきついときは、首から顎や左顔面がほてったり鈍く痛くなるこのごろです。


Re: 無題 kain - 2008/01/17(Thu) 12:05 No.425  

am_13.gifがががさん、お久しぶりです。
新年の御挨拶ありがとうございます。

調子は上向きとのこと幸いです。
どうぞご自愛ください。

私自身の症状ですが、顎関節症については
ひとまず保留という感じです。舌骨症候群ではないかと
いろいろ紆余曲折もしてきましたが今は1つずつ気になる症状の
解決に向け取り組んでいる状況です。
去年は長年気になってきた蓄膿症の手術を受けました。
蓄膿症から肩コリがしょうじるなどといった知識も
事前に仕入れていたので改善するかと少し期待してましたが、
手術後は確かにかなり肩コリが改善しました。
といってもすっきりという状況にはまだぜんぜん遠いのですが。
それから親知らずもすべて抜歯しました。
こちらも肩コリの原因になると聞いていたので
改善を期待したのですが、やはりそれなりに改善はしました。今はリンパのはれが気になるのでそれをなんとかしたい
と考えています。

まあ顎関節症からは少しはなれている気もしますが、
顎関節症に伴う不定愁訴の一つ一つを取り上げ
その他の原因はないのかをあらっていき、
一つ一つ原因を潰していき、結果的に顎関節症の
不定愁訴と言われる症状が良くなればいいなと考えております。なので今は目の前の解決すべき問題点を
1つずつ潰していっている状況です。
まだゴールは全然見えませんが、よくなればいいなと
切に願っている状況です。

がががさんも今年は去年よりも症状が良くなった
といえる1年になるといいですね。
それでは失礼します。


顎関節症 投稿者:にわとり 投稿日:2007/05/15(Tue) 17:49 No.411  
am_13.gif初めまして
私も17才ぐらいから顎関節症になり、頭痛や顎が痛いなどに悩まされています。
顎関節症の人の中には、おやしらずを抜いて治った人もいるようです


Re: 顎関節症 kain - 2007/05/18(Fri) 14:53 No.412  

am_13.gifどうもはじめまして。
管理人のkainともうします。
にわとりさんも顎関節症歴が長いみたいですね。

親知らずがかみあわせに影響していたのか、
その他の要因なのか、そもそも顎関節症以外の
別の要因がかくれていたのか、
検証の余地はかなりありそうですが、
興味深い事例ですね。


抜歯矯正による顎関節症を... 投稿者:整体サロン べくとるわーくす 投稿日:2007/03/14(Wed) 03:35 No.409   <HOME>
am_21.gif千葉県の柏と東京の文京区白山にある、女性専用の「整体サロン べくとるわーくす」の代表をしています。物理学を応用した整体を行っています。私自身も、自分の顎関節症を以下の頭蓋骨調整と整体で大分改善できたので、お伝えできればと思います。

大学生時代に左下奥歯が知覚過敏でしみるようになり、近所の丸井の歯医者に行ったところ、「虫歯じゃないけど、とりあえず削ってみようかぁ」という先生の一言でかなり歯をけずられてしまったことから、徐々に顎関節症の症状があらわれはじめました。最初は、首の痛みからはじまりました。それまでは、べつに、難いものでも平気で食べられましたし、全く異常もありませんでした。

卒業後、就職をして仕事を始めてから、関節雑音がはじまりました。突如、じゃりじゃりと顎から音がするようになり(外に聞こえるわけではないのですが)、大変不快だし、不安でした。そして、徐々に首や腰などの痛みが強くなってきました。

そのころは簡単に治るだろうと軽く考えていたので、会社内の歯科から紹介された当時大森(現在は銀座)にあった「MS歯科」の院長に診てもらったところ、「あなたの顎関節症は、かみ合わせが原因なので、矯正でしか直せない。関節円盤が擦り切れてしまってもうない。」などと言われて怖くなり、すぐにそちらで治療を開始しました。そこでは矯正中に先生の手元がすべり、口腔内に何針か縫うけがを負わされたたりしたため、一旦矯正途中で中止となり、「N歯科大学」の教授に「かみあわせをすごく重視してる」と強く薦められた認定矯正歯科医の高田馬場にある「FKN歯科」に転院しました。そこでは、「抜歯しか矯正方法の選択の余地がない」、といわれ、虫歯が1本もなかったのですが、計6本抜歯されてしまいました。かなり医者運がなかったことも事実です。

この「6本」抜歯矯正が、最大のミスで、手がつけられないほどこわされてしまいました...。

矯正後、歯の本数が合わず(もともと下の前歯一本が先天的に欠損していたので)、歯の山と山がぶつかってしまい、完全にかみ合わなくされてしまいました。考えてみれば当然の結果で、あまりにも初歩的なミスでした。また、異常に小さくなったアーチでは、重い頭が支えきれません。

でも、その歯医者さんは「これでいい」と言い張っていました。「まだ首や腰や頭がとても痛いのだが」と訴えても、「じゃあ、歯が原因じゃないんじゃない?」と最初とはまったく違うことを言い出す始末でしたが、何も言えませんでした。向こうは医者だし、こちらは患者で、当時の私は、医者に反論できるほど、かみあわせ、というものがよくわかっていなかったのです。

後でさらに具合が悪くなり、セカンドオピニオン等をもらってから判明したことですが、そもそも私のかみ合わせは問題とされていたところも理想的なT級であり、削られてしまったために顎関節症が起こっただけなので、歯科矯正は全く必要なかったのだそうです。
最初の診断が間違っていたのです。

今、考えてみると、最初の顎関節症の症状などは、ほんとに軽いもので(そのときはなんてひどいんだと思いました。なにぶん最初なので。。)、矯正後の悪夢のような症状とは比べ物になりません。というのも、矯正前は、奥歯は削られてしまったところを除き、きちんとかみ合っていたのです。それを、矯正歯科医は、悪気はなかったのでしょうが、抜歯という取り返しのつかない方法をとり、正直言って、とりかえしのつかないひどいかみ合わせの状態にされてしまいました。

さて、その「良くなったはずの」歯科矯正後から体調は下り坂の一途をたどり、2年ほどたった時には、顔も手も足もしびれ、頭痛とめまいで仕事ができないほどなってしまいました。私は会計士として働いていましたので、激務でしたし、それでも無理してしばらくやっていましたが、横を向くとめまいがとまらない、というひどいありさまでした。東大の救急センターにも何度かいく羽目になりましたが、神経内科的な所見はいっさいみられませんでしたので、医者とも相談し、これは、顎関節症による症状なのではないかとの結論に至りました。

それがわかってからは、整体と頭蓋骨調整で何とか回復させることができました。さまざまな工夫と研究を経て、ようやく、調整の技術を作り上げました。こちらで行っている整体は、構造医学の考え方に基づき、物理学の基本原則に沿った、まったく体に負担のない整体方法で、頭蓋骨および全身の骨格のゆがみを取り除いていきます。なので、ボキボキとかは一切しません。顎関節症の方は、骨格バランスが非常にデリケートな状態になってるので、そんなときに、強い力を使う方法などで、バキバキッとされて、運悪くこわされてしまって元に戻らない、という患者さんを何度もみてきました。実際、みんな具合が悪くなって近所の整体などにいって、こわされてしまったと言う人はとても多いです。かといって、いわゆる通常のマッサージだけでは、決して、複雑にゆがんでしまった頭蓋骨や骨格はもとには戻せません(多少は良くなりますが)。

このように、私自身の場合は、この整体方法でゆがみをとりつつ、提携する歯科医が紹介してくれた信頼できる矯正歯科医のもとで再矯正治療をおこなっています。具合が悪くなってからの再矯正は非常に苦痛を伴う上、さまざまな条件も重なり、大変難しいということを日々実感させられます。しかしながら、開発した頭蓋骨調整のおかげでなんとかヤマ場を乗り越えることができ、状態もかなり回復させることができました。

現在主流の歯科矯正は頭蓋骨(下あごを除く)は動かない、という前提に立って確立されています。通常、矯正歯科では頭蓋がどう歪むか、などは考えていません。悲しいけど、これが歯科の現実です。

矯正中は、歯を動かすため、別の歯を固定源とするために針金でぐるぐるにしばり、むりやりゴムやワイヤーで力をかけていきます。これにより、かみ合わせが不正な部分で起こるズレやゆがみだけではなく、矯正力のあおりの力で、固定源となった歯さえも正しい位置からずれてしまう、という現象が起こってしまうのです。それをまた直すのに別の矯正力が必要となり....ということを繰り返すことで、常に動かし続けられる歯(固定源)は、当然造骨細胞の働きよりも、破骨細胞の影響が勝ってしまい、「もうこれ以上矯正力はかけられない」というぐらぐらな状態になってしまう可能性も高いのです。(←私もこの状態になりました。再矯正の場合によく起こりがちです。)こうなると、複合的かつ複雑なずれを常にかかえることになってしまうのです。

このように、矯正中はどうしても頭蓋骨・顔面骨が歪みますが、【頭蓋骨・美顔調整】を受けることでしのぐことができます。かみ合わせが良くなるに従って、頭蓋骨調整自体もシンプルなもので済むようになります。したがって、歯列矯正中の方は、週に1回程度は、こちらで頭蓋骨調整をしていただくと、良い状態が保てます。

歯科矯正後に顎関節症になってしまった方でも、整体だけでも顎や筋・骨格の歪みからくるつらい症状を改善していけるので、補綴など一般歯科治療を組み合わせて行ったり、または、正しいからだの使い方をマスターすることで、顎関節症を良くすることができるケースも充分にあると思います。 また、スプリント治療などを受ける際にも、全身や頭蓋骨の大きな歪みを取った状態で、スプリントなどをつくってもらわないと、ゆがんだ状態で合ったものができてしまうことも付け加えておきます。(自分の経験上、整体しないでつくったスプリントは、半年しましたが、苦痛なだけで効果ありませんでした。)


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